----保湿剤の問題点----
■保湿剤皮膚炎
1歳未満の乳児に毎日保湿剤を塗り続けると、皮膚が赤く炎症を起こしてくることがあります。これを、「保湿剤皮膚炎」と呼びます。
現在の育児では、雑誌やSNSの影響で「赤ちゃんの保湿は必須」といった考え方が広がっていて、毎日保湿剤を塗られている赤ちゃんがほとんどです。
ところが、1歳未満の赤ちゃんの肌は薄く、敏感なので、保湿剤で炎症(かぶれ)を起こしてしまうことがあります。このように保湿剤で炎症を起こすことを「保湿剤皮膚炎」と呼びます。
「保湿剤皮膚炎」の治療は、まず、保湿剤をやめること。同時に、皮膚炎としての治療をおこなうことです。正しい治療をおこなえば、比較的早期に改善が見られます。
一方、皮膚炎の原因が「保湿剤」であることに気づかずに、逆に「保湿が足りない」と思って、さらに保湿剤を頻繁に塗って悪化させてしまうこともあります。皮膚炎の原因が「保湿剤」であると気付くことが大切です。
医学的には、「健常皮膚の乳児に対する予防保湿は推奨されない」ということになっています。
「きちんとやっているはずなのに、原因がわからない皮膚の赤みがある」という場合は、ぜひご相談ください。
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<保湿剤皮膚炎>
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<治療後>
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生後3か月
毎日保湿剤を塗っていたら
だんだん赤くなってきた
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保湿剤をやめて、炎症を抑
える治療をおこなったら、
赤みが消えた
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